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猫と散歩。初めてのハーネスの付け方は?嫌がっても慣れさせておく理由がある

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猫用ハーネス

なんかここ3日くらい「猫とお散歩」シリーズになってるにゃ。

猫に散歩は必要?

猫にオススメの散歩グッズ

でも自分は行きたがらないんだよね?

当たり前だハゲ。家最高!インドア万歳!

・・・じゃ、ハーネスつける練習しようか。

聞いて?ねえ、猫の話聞いて?

 

 

散歩に行かなくてもハーネスには慣れさせておくべきだよ!

このお話は私たちはとお散歩に行くつもりの飼い主さんだけじゃなくて、猫と一緒に暮らしてるみんなに知っておいて欲しいんだ。

なんでかって言うと、私たちは普段はお家から出ないけど、いざっていうときはそうもいかないでしょ?

大地震があったり、北のほうからミサイルが飛んできたときなんかに私たち猫を抱きかかえて逃げるのは大変だよね。

 

ハーネスに慣れておけばそういうときにすぐに対処できるんだ。実際に、東日本大震災のとき、猫にハーネスをつけて逃がした事で助かったケースもあるんだよ。

非常事態に陥ったときに猫もすぐ逃げれるように、飼い主さんには日頃から準備しておいて欲しいな。

 

なるほど。散歩だけじゃないんだね。

んにゃ。そもそもペット用のハーネスっていうのは災害時用が本来の目的だからね。

 レッスン1・リードを出しておこう。

まず、ハーネスを買ったら最初の特訓。

1週間くらい出しっぱなしにしとこうね。

 

猫は、新しい家具だったり、宅急便で届いた箱、飼い主さんのダイエット器具なんかには2~3日近寄らなかったりするでしょ?

まずは出しっぱなしにしておく事で、存在そのものに慣れてもらう必要があるよ。

 

ジー・・・(まだ出してある)

レッスン2・いざ、装着。

とは言っても、まずは1日10秒くらいかな。

あまり嫌がるようならすぐに中止してね。

それから、まだリードを引っ張ったりしないようにね。

 

猫によって反応は違うと思うけど、固まって動かなくなっちゃったり、器用に頭から脱いだり、何を思ったのか後ずさりするコもいるよ。

あたしも初めて着せられた時はムーンウォークみたくなっちゃった。

 

だんだんと着せる時間を長くしていくよ。

 

・・5.6・・10!

よし、脱がせ。あたしに触らないようにな。

レッスン3・ハーネス=嬉しいもの?

長く着ることに慣れてきたら次のステップだよ。

ハーネスを着たときにおやつをあげたり、オモチャで遊んでみたりしよう。ハーネス=楽しい、嬉しいものだと思ってもらうようにしようね。

 

着たぞ。金くれ。

レッスン4・猫 出陣する。

着ることになんの抵抗もなくなってきたら次はいよいよ外に出てみるよ。

 

しゅっぱーつ!!

帰る。

え!?

 

最初は玄関からほんの少し出るだけで十分。

お散歩とは言えないかもしれないけど、いままで家の中で過ごしてきた猫にとっては大冒険だからね。

 

自分から進もうとしない限りはそこで切り上げて、だんだんと範囲を広くしていくよ。

レッスン5・いいとこ200m

ここまで来れば、猫とのお散歩を楽しめるようになってるね。

猫の行動範囲はどんなにあっても500mくらい。お散歩なら200mもあれば私たちは満足できちゃう。

危ないから車や人の通りが激しいようなところには行かせないようにしてね。

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飼い主さんへ。

どうですか?ネコとお散歩を楽しむためには、そこまでの準備がとても大変かもしれません。

でも、それを乗り越えたら、毎日のお散歩の時間が二人にとってとても素敵なものになると思いませんか?

 

それと、どんなに訓練しても動き出せないコいます。そのときは向いていないのだと諦める必要があるのかもしれませんね。

 

~後日~

おい、生ゴミ。散歩行くぞ。

!!・・・自分で着てる・・・