ネコを飼っていて何よりも幸せな瞬間は、自分の側で喉をゴロゴロ鳴らしてくれるときですよね。こうしてパソコンをいじっているときでも、愛猫が膝に乗ってきてゴロゴロ始めようものなら抵抗することなんて出来ません。
理屈はわからなくても、あの音を出しているときは「幸せなんだな」「リラックスしているんだな」という気持ちが伝わってきます。
- ネコが喉をゴロゴロ鳴らすときはどんな意味があるの?どんな感情になっているの?
- ネコのゴロゴロのときはどんな感情なの?
- ゴロゴロ鳴らしてるから撫でていたら「ガブぅっ!!」なんで?
- ネコのゴロゴロにもいろんな意味がある。振り回されましょう。
ネコが喉をゴロゴロ鳴らすときはどんな意味があるの?どんな感情になっているの?
しかし、本当にそうでしょうか?なんとなくで理解はしていても、そこはおネコ様。同じゴロゴロでもその意味は様々なんですよ。
ネコが喉を鳴らすのはいろんな意味があった
ネコのゴロゴロはそのときの状況によっても意味合いが変わってくるんです。
・甘えたい、嬉しいとき
これが一般的な認識です。はい、その通りなんですね、飼い主さんと一緒に寝ているとき、撫でられたときに鳴らします。ネコのゴロゴロは相手に「ボクは(わたしは)幸せだよ、嬉しいよ」と伝えるときに用いられます。非常にリラックスしていて、飼い主さん共々、至福の瞬間です。
・何かを要求している
我が家の愛猫は、私がおやつの袋をあけようとしているときにゴロゴロ言いながら周りをウロウロします。実は、ネコが喉を鳴らすときはこうした「おやつ、ごはんが欲しい」「遊んで欲しい」といった要求を訴えるためにならすこともあります。
要求というよりは「なんかくれるの?」「遊ぶの?」といったワクワクに近いかも知れませんね。
リラックスしている様子ではなく、足下をウロウロしているときは何かして欲しいのかも知れません。
・落ち着きたい、落ち着いてほしい
ストレスがあるときやびっくりしたときに鳴らすコもいます。ネコが「と、とりあえず落ち着こう」といったときに、毛繕いをしたり、喉を鳴らします。
また、自分に限らず、飼い主さんや他の猫ちゃんなどの仲間と思っている相手のために鳴らすこともあります。飼い主さんが悲しんだり落ち込んだりしているときに側にやってきてゴロゴロとしてくれるんですね。
・ケガや病気の時
ネコのゴロゴロには、骨折の治癒を早める効果があるという実験結果があります。リラックス効果のみならず、こういった治癒効果もあるので、ネコは体調が悪いときやケガをしているときに、じっとうずくまってゴロゴロしているときがあります。
ネコのゴロゴロのときはどんな感情なの?
ネコがもともと喉を鳴らすのはお母さんネコの母乳をもらうとき、つまりゴロゴロは「大きな大きな安心感の象徴」といえます。
落ち着いているときはもちろん、ケガや病気の時にも喉を鳴らすのは、その行為そのものに安心感を覚えるからなんですね。感情としては、お母さんやお父さんに甘えるときの気持ちなんです。リラックスしているとき以外でも、その気持ちを思い出してリラックスするんです。
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ゴロゴロ鳴らしてるから撫でていたら「ガブぅっ!!」なんで?
これは飼い主さんのことが嫌いになったわけでも、なで方が気に入らなかったわけではありませんよ。この行為は2つの理由があるんです。
嬉しすぎてテンションMAXなとき
1つはこれです。あまりに嬉しいと興奮してきて飼い主さんの手を口に含みたくなるんですね。この場合に限らず、ネコは嬉しすぎると興奮して口に入れたくなってしまうんですね。そのままなめてくれたりすることもあります。噛むと言うことは必ずしも攻撃とは限らないんですよ。
触りすぎだ!人間め!下手に出ておれば図にのりおって
これは普通に攻撃です。ねこの気分は変わりやすいもの。撫でられていて気持ちよかったのですが、あまりにしつこいと「もう触らないで!」となります。
嬉しすぎて噛むときと見分けがつきません(笑)まあ、こういう気まぐれなところもネコの魅力でしょう。
ネコのゴロゴロにもいろんな意味がある。振り回されましょう。
ゴロゴロ1つとってもいろんな意味がありますね。相手に伝えようとする場合や自分に向けて、ワクワクから興奮して出ちゃったようなものまで。ですが、やはりネコのゴロゴロは私たち人間を幸せな気分にしてくれるもの。なるべく聞かせてもらえるように猫ちゃんに気に入られるようにしないといけませんね。