猫のゴロゴロといえばリラックスの象徴。
ご機嫌であるというのが一般的な認識です。
でも、実際はそんなこともなく、「猫がゴロゴロ言いながら噛む」という現象に遭遇するもの。
グルグルと喉を鳴らしていたのに…
「機嫌がいいの?悪いの?どっちなの?ていうか痛っ!」となっていませんか?
このページでは、猫がゴロゴロ言うのに噛む理由を解説します。
猫がゴロゴロ言いながら噛む3つの理由
猫がゴロゴロ喉を鳴らしながら飼い主を噛む。
そこには以下3つの理由があります。
- 甘えている
- 遊んでいる
- 怒った
甘噛みは甘えてる
ゴロゴロ言いながら噛む1つめの理由は「甘えてるから」
猫は飼い主に甘えるとき、甘噛みをすることがあります。
- 突然噛むもののそこまで強くはない
- 噛んでから手を舐める
- 噛んだまま目を細める
こういった傾向が見えたらそれは愛情表現だと捉えましょう。
じゃれている
ゴロゴロ言いながら噛む2つめの理由は「じゃれている」
甘えからじゃれに移行することもあります。
- 噛みながら蹴る
- 手を遠ざけても構えるような顔をする
- 途中から本気噛みになる
いかにも「遊んでる」という雰囲気ならじゃれている証拠。
子猫の場合は噛む加減がわからず本気噛みになることも珍しくありません。
嫌がっている
ゴロゴロ言いながら噛む3つめの理由は「怒ったから」
猫は気まぐれな生き物で、ゴロゴロ言いながら「撫でて」と言っていたかと思えば「撫でる場所が違う」「しつこい」といった理由で急に不機嫌になります。
- 突然噛む
- 顔をたたく
- しっぽをパタパタする
- それ以上撫でようとすると怒る
- 軽くうなる
「なんで急に?!」と思うかもですが、「それが猫なので」としか言いようがありません…
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ゴロゴロ言ってるのに噛む猫への対応
喉を鳴らしながら急に噛まれたら?
まずはそれが「甘え」「遊び」「怒り」のどれかなのか見極めることが肝心。
一緒に過ごしていればなんとなくわかるかと思います。
そのうえで以下のように対応しましょう。
- 甘えてるときは
- じゃれているとき
- 怒ったときは
正しく対応しないと、かみ癖がついたりします。
小さなお子さんがいたりすると大変なので、続けてごらんください。
甘えているときは
甘えているときはそこまで本気で噛むことはありません。
基本的にはそのまま手で遊ばせても大丈夫です。
ただし、夢中になるあまり「甘え」→「じゃれ」になり、次第に噛みが強くなってくることも。
子猫のうちはとくに力加減がわかりませんので、あまりに痛いと感じたら離れるなどの対応をとり、加減を理解してもらいましょう。
じゃれているときは
遊んでいるときは2つの対処法があります。
- そのまま遊ぶ
- 違うおもちゃで遊ぶ
そのまま遊ぶときは注意。
興奮して本気噛みになるパターンが多いです。
こういう場合は痛くなったタイミングで遊ぶのをやめましょう。
おすすめなのは別のおもちゃ。
満足いくまで噛ませてあげたいところです。
嫌がっているときは
明らかに触るのを嫌がっていたら、素直にやめるのがベター。
ネコが嫌がっているときは合図を出しているはずです。
- しっぽパタパタ
- 軽く鳴く(うなる)
このタイミングで手を引っ込め、違う部屋に移動。
がオススメですが、ぼくはそのまましつこくしてネコパンチと本気噛みをもらったりします…
猫がゴロゴロ言いながら噛む心理まとめ
猫は本当に気まぐれなもので、さっきまで甘えていたと思ったら急に噛むなんてことは日常茶飯事。
そんなところも可愛いのですが、あまり強く噛むことに慣れさせるとあとが大変。
こちらもしっかり痛いときは離れるなど対応し、意思疎通していきましょう。