ねえねえー。
んー?
この甲斐性なし。
なにいきなり!?
部屋が狭いんだよね。もっと広いお家がいい。
そんなこと言われてもなぁ…引っ越すような余裕ないし…
しょーがないにゃ。せめて猫に住みよいレイアウトに変更しようか。はい、すぐやって。
えー、手伝ってくれるの?
…
さとみはつめをだした!!
たたかう
→はたらく
さ、やるか。
猫を飼いたいけど部屋が狭いからストレスがあるんじゃないか?なんて不安な人も多いはず。
でも、たとえワンルームでも、ちゃんと考えてくれればそんなに不自由しないんだよ。私たち猫に住みよいレイアウトを教えるね。
5時間後
ハアーハアー…終わった…
よし、こんなもんかにゃ。
※8畳~10畳の一般的な1DKを想定
この部屋にだと猫が住みやすいの?
絵が壊滅的に下手だから1つずつ説明していくよ。
ポイント①
まずは何より大切なのはごはんを食べる場所とお水を飲むところ。トイレとは離れたところがいいな。
私たちは大きな音が苦手だから、ごはんぐらいは静かに落ち着いて食べたい。部屋の隅っこでもいいし、ケージの中に入れておいても安心できる。
部屋に匂いが充満しちゃうから出しっぱなしにはしないでね。
ポイント②
ご飯と並んで大切なのがおトイレ。ここもできるだけ静かなところをお願い。
飼い主さんが普段通らなくて、できれば風通しがあったほうがいいよ。
場所がなければ、周りを囲ってあるドーム型のトイレもあるから利用してね。
場所が気に入らないと違う所で用を足しちゃう仲間もいるみたい。誰だっておトイレを見られるのはイヤだからね。
ポイント③
猫は上下運動が大切。キャットタワーを設置してもいいんだけど、ワンルームのお部屋だと狭くなっちゃうでしょ?
そんなときは飼い主さんが普段使ってる洋服棚や本棚を段差になるように配置してみて。
自分の体長の5倍くらいは平気でジャンプできるから出来るだけ高くね。
ポイント④
私たちのは高いところでゆったりしているのが好きなの。
棚で上下運動ができるようにしたら、その先に落ち着ける場所を。ハンモックなんかあると最高にリラックスできちゃう。
あ、そうそう、高いところに飛び乗るわけだから棚の上に落ちたら困るようなものは置いておかないでね。
ポイント⑤
ゆっくりお休みできるプライベートスペースが欲しいな。いくら仲良しの飼い主さんとでも、ずっと一緒にいるのはちょっと疲れちゃう。
ケージにタオルケットを被せたりして一人で落ち着けるようにお願い。
最初は段ボール箱でもいいよ。ケージは好き嫌いがあって入らないかもしれないからね。
スポンサーリンク
猫に、広さは関係ない。
私たちのイメージといえば、自由に気ままに散歩でもしてそうでしょ?
だから、「狭い部屋に閉じ込めておくなんてかわいそうだ」っていう人もいると思うけど、それは誤解。
猫の縄張りで大事なのは餌の確保ができるかどうか。
野良でも餌がちゃんとあるなら縄張りの狭い仲間もいるんだよ。
縄張りが広い仲間は、それだけ餌の確保にうろうろする必要があって大変なんだ。
自分のテリトリーに餌も安心できる場所もあるなら広さなんて関係ないんだよ。
運動量の確保
1つだけ問題なのは運動ができずにストレスや体力低下になっちゃうことだね。
逆に言えば上下に移動できるような工夫をしてあげればワンルームでも十分だよ。
これから猫を飼おうとしているワンルームのみなさんへ。
これらの猫のものを配置すると部屋がかなり狭くなってしまうと思います。
ですが、外で運動をすることができない猫には必要な物。
家族が増えるので手狭になるのは当然のことと思って、猫ちゃんが暮らしやすい環境を整えてあげてくださいね。
よし、じゃあこれで引っ越す必要もなく仲良く暮らしていけるね♪
うん。
あとは飼い主の変更だけだね。
!!!