我が家のおネコ様も子猫のときに比べるとだいぶ寝て過ごすことが多くなりました。
それでも、他のおネコ様に比べると遊びの時間は長いですが^^:
さて、そんな我が家のネコといい、どのネコも雨が降ると寝てばっかりではありませんか?
これってどうしてなんでしょう?
雨の日にネコが寝てる理由をまとめました。
狩りができない=今日は休み
ネコが雨の日によく眠る1番の理由は「狩りができないから」。
ネコは本来狩猟動物です。その本能は狩りの必要がなくなった家ネコであっても変わりません。
雨の日は獲物となる小動物が活動しなくなります。そのことを本能的に知っているので、来たるべき狩りのときに備えて雨の日は体力を温存します。
「ネコは雨が降ったら仕事が休み」なんです。
濡れる事を本能で嫌うため
ネコの祖先は砂漠のリビアヤマネコと言われていて、砂漠出身なんで当然雨は苦手です。雨の中でも狩りに出れば体が濡れてしまい、体力を消耗してしまいます。
こうなると狩りどころではなく、生死に関わる問題になってしまいます。
実際、雨に濡れてネコ風邪をひき、体が弱ってしまっている野良猫なんかを見かけたりしたことはありませんか?子猫のうちに長時間雨に打たれると、最悪命を落としてしまうこともあります。
ネコの毛は乾きずらく、そもそも濡れる前提では体ができていないんでしょうね。
低気圧になるから
「ネコが顔を洗うと雨が降る」というのを聞いたことがありませんか?
ネコは気温や気圧の変化に敏感です。低気圧が近づいて湿気が多くなったりして、ヒゲのあたりがムズムズして顔をきれいにしているんですね。気圧が低くなると、血行不良を起こしやすく、体調にも少なからず影響するとも言われています。
人間でも、雨が続くとなんとなく体がだるくなりますよね、ネコもそんな理由で寝ていることが多くなります。
日光浴できない
雨の日は太陽の光が出ていません、これも人間と同じですが、日光を浴びないと「メラトニン」というホルモン物質が出なくなるので、体内時計が機能しません。
体が活動するためには、人間もネコもお日様の光を浴びて体内時計を動かす必要があるのですがそれができません。
そのため、雨の日はずーっと体が休息状態。夜が明けないようなものです。
酸欠状態になっている
また、低気圧によって酸欠状態になりやすくなります。全身に酸素を送ることができず、十分なエネルギーを作れなくなってしまうので、なるべく動かなくしているんですね。
とはいえ、ネコはよく寝ているようでも、1日のうち熟睡している時間は3時間ほど。
何か物音がしたりすればすぐに飛び起きて方向転換できるような眠り方をしています。
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ネコが雨の日によく寝る理由まとめ
1・狩りができないつまんなーい
2・濡れたらヤバいから、風邪ひいちゃうから
3・なんかダルい寝ても寝ても寝たりない
4・でも寝てるわけじゃないから、休んでるだけだから
雨の日はゆっくり寝かせてあげましょう^^