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猫のしっぽで気分を判別【7つのサインでわかる猫の気持ち】

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ネコのしっぽ、可愛いですよね。ついつい触りたくなってしまいます。

時に上向きになったり、時にだらーんと放り出してあったり、はたまた時には膨らんでみたりと、顔よりも表情豊か。

ところで、ネコちゃんのこのシッポの動きにはどんな意味があるのでしょうか?

 

様々なしっぽの状態から、ネコの気分。

どんなサインを飼い主さんに出しているのか、7つの状態を解説します。

 

 ネコのしっぽの状態からその気持ちを知ろう!

いろんなシッポの状態から知ることのできる猫の気持ち。

横になって軽く叩きつけるようにぺんぺんしてる時

 寝転がった状態でリズミカルに「ぺーん、ぺーん」としているときはリラックスして、何か考え事をしているようなときです。

ちなみに、眠っている状態で名前を呼んだりすると同じようにペシペシとやっているときもありますが、これは「聞こえてるけど、起きるの面倒くさいにゃ・・」というときにシッポで返事をしています。

いずれにしても、気分はフラットな状態ですね。

寝転がって大きくゆっくりふりふりしているとき

寝ているわけではなく、体を半分起こしてシッポを「ぶーーん、ぶーーん」としているような時。非常にリラックス、というよりも、ご機嫌なときです。考え事をしたりして、「ふんふーん♪」といった感じ。

抱っこしたときにしっぽをブンブンするとき

勘違いしてしまうかもしれませんが、抱き上げた時にシッポを早く動かすのは、嫌がっているときです。「やだーおろしてー」となっていますね。

逆にゆっくり大きく降っているときは喜んでリラックスしているときです。ウチの猫は100%早く動かします。

山型にしてしているとき

ビックリした猫のしっぽ

びっくりしたときや、遊んでいて興奮がMAXになったときにシッポが山型になります。感情が少し高ぶっていますが、本気で威嚇するときは「フー、シャー!!」と目で見て明らか変わるので、それほどでもない状態。

ネコのしっぽは飼い主さんへのサイン!気づいてあげよう!

 普段は見ているようで見ていない猫のしっぽ。ここには猫ちゃんの気持ちが見え隠れしているんですよ^^

怖がっている

シッポを足の間に挟み込んだり、お腹にピッタリとつけているようなときは恐怖心を表しています。人間が怖いと何かにしがみついているのと同じような心理ですね。恐怖のもとを取り除いてあげましょう。

イライラしている

機嫌がいいときと少し見分けがつかないかもしれませんが、イライラしているときはシッポのふりが早くなります。立っていても寝ていても早いとき=イライラしていると考えて間違いないでしょう。触ると怒られます。そっとしておきましょう。

かまってほしい、甘えたい

かまってほしかったり、甘えたいときはシッポを上向きにして足下にすりよったりしてきます。ご飯やブラシ、遊びの要求ですね。飽きるまでかまってあげましょう。

体の具合が悪いかも

あまり見かけないかもしれませんが、シッポをだらんと下にさげて歩いているときは、元気がなかったり相当気分が落ち込んでいるときに見られます。具合が悪いときもあります。前後の様子から判断してあげましょう。

不安なとき

小さく早く降るときは、不安なことがあるときです。怖がっているとはすこし違います。我が家では、飼い主が出かけようと支度を始めるとそわそわしてこうなります。出かけるのをためらいます。

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大きく分けて3パターン

立っていても寝ていても、猫のしっぽの動きには大きく分けて3パターンあります。

大きくゆっくり

 機嫌が良いとき、考え事をしたりリラックスしているときはだいたい大きくゆっくり動かします。

小さく早く

イヤなことがあるとき、気分が落ち着かない、不安なときときなどは小さく早く動かします。

その他

興奮しておしりの方に力が入ると、上向きになったり、山型になったり、膨らんだりします。また、怖がったりしているときは体につけて小さくなります。

シッポだけで判断しないでにゃ

ねこのしっぽの動きは実に多様で、顔以上にその気分やサインを表してくれます。ですが、体調がよくないときや、何かの要求をしているときは、しっぽのみならず、前後に起きたことや行動をよく見て、総合的に判断しましょう。猫ちゃんが何を言いたがっているのか、どんな気分なのか少しでも把握できるようになりたいですね。