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猫に台風は超ストレス【鳴くネコにしてあげるべき3つの対策】

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『ビュオォォ…』

 

…た、台風よっ!!

いや、今2月なんですが…

飛ばされるわ!どうにかしてちょうだい!!

いやだから、あれは群馬名物空っ風なんですが

台風は嫌いよぉぉぉぉ

あーダメだ。ヒステリー女になった

 

っていうことで、台風が襲来していて、猫がそわそわしていて不安な飼い主さんへ。

 

猫に台風はストレスになるの?

暴れていて落ちついてほしい…

体調悪そうなんだけど大丈夫?

 

っていう話をしていくよ。

ストレスMAX?!台風が猫に引き起こす現象と理由

カンタンに言えば、猫にとって台風は超ストレス。

これは野良猫よりも室内飼いの猫の方がそうかもね。

 

って言うのも、人間は

『これは台風で、うるさいのは風が強いから。明日には元通りになる』

って知っているからいいけど、私たち猫からすれば今が全て。

明日のことなんて知らないし、そもそも台風っていう概念もわからない。

 

経験のない音と雨。

耳が人間よりも良い分、その恐怖心ってハンパないのよね。

猫にとっては家の中が安全なのもわかんないしパニックよ

怯える猫のイラスト

走り回る・騒ぐのは音だけが原因じゃない

パニック状態だし、人間が想像出来ないレベルで雨音や風の音を感じているのはもちろん、実は暴れるのには他の理由も絡んでいたりするんだよね。

台風に限らず、雨の日にも暴れちゃう仲間もいるみたい

高温多湿による不快感

個体差もあるんだけど、高温多湿の状態になると猫って体温調節がうまくできなくなる事もあるの。

そのストレスから鳴き声を上げたり暴れたり毛づくろいしまくったり、体温調節のためにパンティング(口を開ける)したりする。

 

人間だって、上手く行かないことが増えたりとか、体調が不安定なときにイライラしたりするでしょ?

そんな感覚。

外で狩りができないストレス

普段外に出るような事がある仲間でも、台風や雨の日はおうちでゆっくり。

これは狩猟時代の名残で、猫は晴れてない日は体力温存するものなんだよね。

 

でも、日頃から外で遊ぶ仲間とか若い猫にとっては体力が有り余っていて、遊びたくても遊べないからそれがストレスになって部屋の中を走り回ったりするもの。

出かけたいのにお金がない。そんな主婦のフラストレーションとも言えるわ

台風よりうるさい?鳴くのは体調悪化の場合も

ただ恐怖心から鳴くんだったらまだしも、問題なのは台風による体調の悪化。

 

実際に台風をきかっけに病気になるケースはあるんだよね。

季節の変わり目とかに体調が悪くなって、そのまま病気…なんていうのは人間もあるんじゃない?

気圧の変化による弊害

人間でも、気圧が下がるとだるくなったり頭痛がしたりするでしょ?

あれと同じで、猫も体のだるさとかむくみ、さらには血液循環障害による腎臓への負担とか、まぁいろいろ体調不良を引き起こす可能性があるんだよね。

 

特に腎臓病は猫の持病とも言えるものだから注意したいところ。

気象病

『気象病』っていうのは俗語で、季節の変わり目とか急な天気の変化によって体調が悪化することの総称。

人間でも季節が変わる頃になると

 

●関節痛

●めまい

●風邪をひきやすい

 

こんなことがあるよね。

簡単に言えば、『急激な気温や湿度の変化に体がついていかない』っていう状態。

【ちょっとまとめ】食欲低下や鳴き続ける原因とは

っていうことで、台風のときに猫が鳴いたり体調を崩したり暴れたりする原因は大きく分けて2つ。

 

●台風そのものがウザイ

●気圧や環境の変化で体調が悪い

 

前者のようにただ台風が収まれば良いっていうこともあれば、環境適応が追いつかずに体調が悪くなることも。

台風が過ぎても体調が悪そうにしていたら病院に行った方が良さそうだよね

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落ち着かないのは飼い主のせい?台風で暴れる猫への対策

●毛づくろいが多くなる

●眠ろうとしない

●下痢や嘔吐

●おしっこをしなくなる

●ちょっとした音も怖がる

●落ち着かなくなる

 

台風にびびってる猫の症状は色々なんだけど、飼い主さんも『え、大丈夫?』って心配になるよね。

っていうことで、猫が落ち着かずに落ち着かない飼い主さんに対して、とるべき対策も続けて紹介するね。

台風がトラウマになっちゃうと回復にも時間がかかったりするから、なるべく安心させるようにするにゃ

家の出入り口だけは開けない

台風に限った話じゃないんだけど、停電や地震なんかの天災で猫がパニックになって家から飛び出して行方不明…なんていうのはよくある事例。

奇跡的に見つかったとしてもパニクってる仲間の捕獲はめちゃくちゃ難しいと思うよ。

 

『そんなのわかってる』なんて思うかもしれないけど、意外とやりがちなのが…

 

うわぁ~外すごいな…ちょっと様子を(ガチャッ)

う、うぉぉぉぉー!!

 

こんなケース。

ついつい外を確認しようとして…っていうことね。

 

不用意に玄関や窓を開けて、猫が脱走しないようにくれぐれも気を付けてね。

まずは飼い主が落ち着くこと

外の轟音もそうだけど、猫は飼い主さんの様子でも慌てたり異常を感じたりするもの。

 

台風が近づくとついついソワソワしたり戸締まりや備蓄の確認をしたりと、ちょっとだけただならぬ空気になるよね。

なんとなくいつもと違うだけでも猫は不安になるから、飼い主さんはなるべく落ち着いていつも通りの生活を心がけてほしいな。

私たちの体調が悪そうだったりしても、便乗して変な空気出したらダメよ

狭くて暗い場所を用意する

猫にとって狭くて暗い場所は必須。

 

家の中にどこかしら猫が入り込むスペースはあると思うけど…

もしも狭くて暗い『安心スペース』がない場合は用意してほしいかな。

 

例えば、『いつもケージの中だからそれでいいよね』なんていうのはNG

ケージの中でも、毛布で狭いスペースを作ってあげたりすればそこで過ごせる。

あたしのお気に入りはクローゼットの奥の引き出しの中よ

おかげで服が毛だらけなんですが…

子猫なら慣れます【たぶん】

子猫のうちって、台風とか地震はもちろん、ちょっとした大きな音でもびびりやすいもの。

飼い主さんも心配になりやすいかもしれないけど、普通は大きくなるにつれてある程度慣れていくからあまり心配しすぎなくてもいいと思う。

逆に心配しすぎて台風の中お医者さんに連れて行ったりするとトラウマになったりするから難しいのよね

 

目に見えた体調悪化とかがなければ、落ち着いて『大丈夫だよ~』くらいのノリで良しとするのが最適解なのかもね。