猫のご飯は置きっぱなし。
そんな飼い主さんがほとんどかと思いますが、「これってどのくらい持つの?」「夏場はすぐ腐ってしまうんじゃないか」と放置時間が心配になりますよね。
このページでは「猫のウェットフードの時間」と「出しっぱなし」のリスクについて解説。
結論をさきに言えば、ウェットフードはすぐ腐ります。
しかし猫ちゃんは気づかず食べてしまうことも。
飼い主さんが留守にする間はカリカリを置き餌にするのがオススメです。
1時間も置いておけない!ウェットフードは置き餌にNG
ウェットフードって何だにゃ?
ウェットフードとは水分量が75%以上の猫の餌のこと。
缶詰タイプのものや、パウチパック、スープやゼリー状のものもありますよね。
カリカリと比べてねこちゃんの食いつきがよく、値段はカリカリより少し高めであることが多いです。
夏場は本来すぐに食べきってくれなければ困る、置き餌なら冷房を
ウェットフードを出してから安全に食べれる時間の目安ですが、想像よりも早く、理想は30分以内。
夏や梅雨の時期の目安で、ウェットフードはその水分量から暑いところに放っておくとすぐに腐ります。
ウェットフードは置き餌としての目的ではなく、1回で食べきることを目的としたタイプの食べ物なんですね。
ウェットフードを長時間放置するということは、人間が残ったお米をそのまま放置しているようなものです。
ちなみにこの目安は、高温多湿での話。
涼しい場所、冬場などは半日程度なら問題ないとされています。
もしも置いたまま留守にする場合、冷房などで室温を下げてください。
猫ちゃんにとっては味や臭いにはあまり変化が無いため、食べてからお腹を下す、吐いてしまうといったケースもあります。
猫缶が余っている場合
あまり量を食べない猫の場合、缶詰タイプのものだと2回、3回に分けて与える、といった飼い主さんもいるでしょう。
その場合、ラップをピッタリかけて、冷蔵庫で保管。それでも1日中にはあげるようにして、もしも食べなければもったいないですが捨てるようにしましょう。
ウェットフードのメリット・デメリット
1・食いつきがいい
これは普段カリカリを与えている猫に多いですが、ウェットフードの方が香りも強く、猫ちゃんの食べも良くなります。かといって、ウェットフードばかりあげていると飽きて食べなくなったりするんですけどねえ^^;
2・水分補給に
スープタイプのものなどはネコの水分補給代わりになります。あまり水を飲まないコなんかはこれで水分をとらせてあげるといいでしょう。もちろんこれだけに頼ってはいけませんよ。
3・ストレス解消に
カリカリだけをずっと与えていると、人間でいえばスナック菓子ばかり食べているようなもの、ネコは狩猟動物ですので、生肉が恋しくなります。
ウェットフードは、食感や香りがそれに近く、食べさせることで喜びを感じられます。
ウェットフードはいつあげるのが正しい?正しい餌のあげ方とは
ウェットフードだけでも栄養面で偏るし、カリカリだけではフラストレーションも貯まるし、飽きてくると食べてくれなくなったりしてしまいます。人間でも毎日同じものを食べていれば飽きるし栄養が偏るのは当然でしょう。
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ウェットフードは夜ご飯やご褒美として
では、どんな配分であげるのがいいかというと、昼間や留守にするときはカリカリで、夜ご飯や飼い主さんが家にいるとき(夏場なら冷房が効いているとき)に、置き餌としてではなく、あくまで一食分として。その時に食べきらなかったら諦めて捨てましょう。そのうち「ウェットフードはすぐに食べないとなくなる」と覚えてくれますよ^^喜んで食べるコなんかはおやつの代わりにしてあげるのもいいですね。
置き餌はカリカリ。ウェットフードは飼い主さんがいるときに
ウェットフードは決まった時間などにご飯やご褒美として、普段置いておくのはカリカリと決めておきましょう。どちらか一方ではなく、いろんな食事を猫ちゃんに楽しんでもらうようにしましょうね。