う~ん…
どうした。閲覧注意みたいな顔面しやがって
(えつら…?)いや、猫草ってお店で生えてるやつみたいに綺麗に育たないよなぁって思ってさ…
…
なんか栽培のコツとかあるのかな?たまに油断するとカビ生えたりするし…
…
さとみさん思いっきり引っ張るからすぐ引っこ抜けるし…
…お前さぁ
ん?
他にキレイに生やせない原因を探した方がいい部分があると思うぞ
え?どこ?
…(マジかよ…)
猫草栽培のコツ!よくある失敗例から学ぶ綺麗な育成のポイント!
猫草をこれから自分で育てようと思ってる人、今現在育ててるけど、上手く育たない人に向けたお話。
『なんかお店みたいにキレイに育たないなぁ』
『全然発芽しないんだけど…』
『カビが生えた…』
『枯れた…』
『すぐ引っこ抜ける…』
『土は?容器は?水やりの間隔は?置き場所は?』
『猫草を育てるコツを教えろ(#゚Д゚)ゴルァ!!』
っていう飼い主さんに、よくある猫草の失敗例をもとに、キレイに毛…猫草を生やすポイントをまとめたにゃ
1・引っこ抜ける、イマイチ大きく育たないのは容器と鉢底石が原因かも
『栽培キット』みたいなのでも良いんだけど、激しく引っ張ったりする猫だと、根っこから抜けちゃったりして困ったりしない?
横からかじる派と引っ張る派がいるわよね
そんな飼い主さんの場合、長く自分で栽培することも考えたらキットじゃなくて鉢とか種とか全て自分で買いそろえるのがオススメ。
どれもホームセンターとかで手軽に手に入るし、キットとか栽培済を買うより安くなるから揃えてみてね。
栽培キットのプランターだと、プラスチック製で底が浅かったりするから、根っこが深く伸びないし、抜けやすいんだよね。
鉢は少し重い物、深い物にして、広さはそんなに必要ないかな。
一頭ならこんなくらいがオススメ
間口を広くするとその分大きく育つけど、枯れやすくもなるから注意ね。
あと、根っこが絡むように鉢底石を敷いてあげるといいよ。
石を敷く役割としては、他にも水はけを良くしたりする効果もある。
必須じゃないけど、敷いておけば引っこ抜きにくいにゃ
あと土と種ね。これで栽培する準備はOK。
バーミキュライトを使用すると発芽率が高いとかカビにくいとか言うけど、どうなんだろ。あたしはこれで十分。
2・発芽しない
準備が出来たら種を発芽させるんだけど、ここもつまづきポイント。
『いつまで待っても発芽しません!』みたいな事もあるよ。
種を水に浸ける!
まず、自分で発芽させるときは最初に水に浸けるのがポイント。市販の種って、発芽しないように乾燥させられてるから、それに水を与えるわけね。
発芽玄米と同じにゃ
この工程なしでも発芽はするんだけど、一手間かけるだけで発芽率が全然違うから、面倒でもやった方が良いかな。
そんな神経質じゃ無くてもいいけど、例えばさっきの容器のサイズなら、大さじ2くらいの種を水に浸けて、ウチなら6~12時間くらいってところ。
1日以上とかは浸けすぎで腐ることもあるから気を付けてね。
浮いてくるコがいるからたまに箸とかで混ぜてあげてね
※栽培キットなんかだと、発芽しやすくなっていてこの工程が逆効果だったりするのもあるから注意。この話はあくまで自分で一から栽培するケースね※
詰め込まない!
そしたら鉢に石を鉢の底が隠れる程度に5~10個くらい敷いて、八分目くらいまで土を入れるんだけど、この時に土を指で押し込んだりしないこと。
あまりにギュウギュウ詰めにしちゃうと根が張りにくいし、土が呼吸できなくなっちゃうからね。
ふんわり盛るのがポイント。
冷やさない!
浸けた水ごと鉢に種を入れるよ。結構ビチョビチョになると思うけど合ってるから安心して。
そしたら、1cmくらい土を被せてセッティングOK。ここでも土は軽く、ふんわり被せてね。
・発芽するまでは日光に当てないように
・寒いと発芽が遅くなるから、エアコンが当たる所なんかに置かない
・夏場は3日くらい、冬場でも5日くらいで発芽
・毎日水やりは欠かさない
3・カビが生える原因は…色々…
ぶっちゃけ、発芽までしっかりできたらほとんどクリアなんだけど、発芽途中~育成中に邪魔してくるのが白い綿のようなカビだよね。
ウチでもたまに生えちゃうんだよね~。何が悪いんだろ
お前がカビだからな。当然だろ
このカビの原因なんだけど、実は特定が難しいんだよね。
あたしも同じ気温、同じ水やり、同じ手順でやっても生えることはあるから、『運』だと思って割り切ってる。
でもそれじゃちょっと乱暴だから、一応原因としてよくあるパターンを調べてみたよ。
水が少ない
『水のやり過ぎは腐るよ!』なんて聞いて、控えめに水やりしてない?
実は、麦科の植物って、想像以上に水やりしていいみたい。霧吹きだけだと葉っぱが濡れる程度で全然足りないから、さらにコップで土全体に行き渡らせるくらいあげてOK
下から水が滴ってくるまで与えていいのよ
ウチだと、最初の時に水をビショビショにして、土についてる雑菌とか洗うイメージ(洗えてないとは思うけど)で、今度は土がカラカラになるまで放置→またビショビショに…みたいな育て方にしてからカビも減ったし、発芽率も良くなった気がするかな。
あたしの飼い主の実家が農家なのよ。おばあちゃんが『麦はうんと水くれねぇとすぐカビるんだよ』って言ってたわ
発芽に時間がかかっている
発芽までにカビが生えちゃうのは、発芽に時間がかかり過ぎてる事があるよ。
なるべく植える→発芽までの時間は短くするのがポイント。早ければ早いほどいい。
その為には鉢の周辺は風通し良く、暖かいことが条件ね
土が合わない
栄養価が高すぎる土もNGなんだよね。
それに、さっき言ったバーミキュライトも使わない方が良いっていう人もいるくらいだし。
肥料を与えたり、ブレンド土にしたりするのは、どこでも育つ麦にとって栄養過多になりがちだから、安い園芸用の土が1番なんじゃないかって思う。
スポンサーリンク
4・すぐ枯れるのはなんで?
せっかく育っても5日くらいで枯れちゃうんだけど…
え?!お前の毛根、生後5日でそうなったの?!`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!
いや…猫草が…(´;ω;`)
まぁ、そもそも猫草なんてそう長持ちしないものだと思うのが前提かな。
普通に日光に当てて水やりしてても1週間前後。
1ヶ月持つくらい達人なら農家になることをオススメしたい。
でも、それ以下、3~5日くらいで枯れるなら、土が少ない(浅い)か、水が少ないか、日光が少ないかのどれか。
上下に育つ植物にとって土は高さがあるだけ良いっていう考えで良いし、日光はないとすぐ枯れる。
でもまぁ、多くの場合、水不足が原因かにゃ
植物は、基本的に水が多ければ腐るし、少なければ枯れる。枯れるっていうのは普通に水が少ないっていうことなんだよね。
今まで躊躇して水を少なく与えてた飼い主さんは、思い切って、1つダメにするつもりで水をバシャバシャあげてみれば?
そしたら、今までと反応が違ったりするでしょ?
乱暴な言い方すると、1つのやり方でダメならいろんな方法に手出してみて、しっくり来るのを探すのが1番なのよね
【追記】土変えたら腐ったにゃ
この記事書いてから気になった。
『ホントに水と日光だけが原因なんかな…』
と思って、試しに2種類の土で猫草栽培してみたのよね。
そしたら…
↓
これ、説明すると…
●左の鉢
100均の安い土
●右の鉢
ちょっと良い土
しかもこれね、左の鉢の方が早く植えてるのよ…(ホントなら先に左が枯れるハズ)
つまりまぁ、土が良すぎてもダメなみたいね。
栄養過多?なのかなんなのかわかんないけど、猫草には100円の安い土の方が合ってるのかもしれないって結果になったわ。
猫草栽培のポイントおさらい
ちょっと話がぐちゃぐちゃになったから、もう一回まとめると、
・栽培キット買うなら自作の方が遥かに安上がり&キレイによく育つ
・土は深めに、鉢底石があるとなお良し
・良い土は栄養過多になりがち、気を付ける
・種は水に浸けて発芽を促す
・上から1cmくらいのところに種を蒔く
・水はびっちょり
・最初は日に当てない&冷やさない
・とにかく水多めで行こう
・【追加】あまり良い土使うなにゃ
こんな所かな。
色んな飼い主さんがそれぞれのコツを紹介してくれてるから、一度『猫草 コツ』とか『猫草 育て方』とか検索して見て回ってみるといいにゃ
(カチカチ…)う~ん…人によっていろんな方法があるんだねぇ。結局慣れと経験なのかなぁ…
…
(モワワワ~ン…)
↓↓
…
↓↓
…( ゚д゚)ハッ!!!!
↓↓
オラァッ!!!(ズシャッ)
痛っ!!え?!何?!なんで頭に剣山…!
動くな!!伊達!!
え?いや、伊達じゃな…!!
…
あ、猫草についてはこんな記事もあるから読んでいってね↓