『…じゃぁ、食後にこのお薬をあげて下さいね』
あ、わかりました
~帰宅~
さ、さとみさん、お薬のじk…
あ、結構です
…
…
(ご飯に混ぜればわかんないかな…)
さとみー、ご飯だよー
うおっしゃらぁぁぁ!
(クンクン)…
ガシャーン
…(´;ω;`)
猫が薬を嫌がる!おやつと一緒に与える方法
猫が病気になったとき、お薬が必要になることもあるかと思うけど、それがなかなか至難の業で、飼い主さんはみんな苦労してるみたいね。
『そのままはもちろん嫌がるし、エサに混ぜても食べてくれない』
なんて、どうにかこうにか薬を飲んで貰うために猫と格闘している飼い主さん。
ちなみに、口を開いて喉奥に落とし込むやり方もあるけど、今回は「おやつを使った与え方」を紹介するね。
・ご飯はダメだった
・喉に入れるのは抵抗あるから最終手段
・出来れば自力で食べて欲しい
こんな飼い主さん向けの話にゃ
与え方は2パターン
まず、猫の薬の種類なんだけど、
錠剤みたいな『ころっ』としたやつと、粉末・シロップみたいなタイプに分けられるよね。
それをおやつと併せて与える方法なんだけど、『混ぜる』か『何かで包んで丸呑みさせる』かの2パターンになるよ。
どっちがいいって事でも無いんだけど、そのコとの相性があるから、どっちも試してみてね
ポイントは?
おやつを使って薬を飲んでもらおうと思ったら、注意したいポイントは、
- 1度に食べきれる量にする
- 嫌がったらすぐやめる
- いくつか使えるおやつを見つけて、飽きないようローテーションにする
- ムリヤリ与えない
とにもかくにも、『気づかれない』っていう事が大事で、もしも少しでも違和感を覚えちゃうと、もう2度とそのおやつを食べなくなる事もある。
それに、無理に与えたりすると、さらに警戒するようになって、今度は薬を取り出しただけで嫌がったり、何も混ぜていないおやつすら警戒して食べなくなっちゃう可能性も。
臭いに敏感だから、薬を触った手でおやつを触ったりすると感づくわよ
便利なおやつグッズ紹介
一般的には、『ちゅ~る』みたいな嗜好性の高いおやつに砕いて混ぜることが多いと思うんだけど、それ以外にもこんなグッズがある。
カツオ風味の粘度みたいなやつ。
包んであげるタイプなんだけど、あまり大きすぎると噛んじゃうから注意。
猫って、基本的に丸呑みしやすい生き物だから、逆にそこを利用して、噛まない大きさに砕いてあげるといいかも。
シロップや粉薬を混ぜる用のやつ。
けっこうチーズ臭いから、チーズが好きな子にはいいかも。
ピルポケットは、マカロニみたいになってて、その中に錠剤を入れるタイプ。評判がすごく良いけど、『獣医師専用』ってなってるのが気になるけど…
ピルポケットそのものを食べる事を確認したら、今度は薬を入れてみて。
薬だけ吐き出すようなら、下にあるオブラートで包んであげて、さらにピルポケットに入れるっていう合わせ技も使える。
錠剤はもちろん、粉薬も包み込んであげることができるオブラート。
特に、『混ぜる系作戦』が通用しないコには、包んで1回で丸呑みしてもらうことを考えた方が良いよ。
かつお節が好きなコにはかつお節に紛れさせて。
まぐろの刺身が好きなら、その中に。
噛んだりしないように、錠剤なら半分くらいに割ってそれぞれ包むのもあり。
『毎回おやつじゃ、体に悪そう…』
でも、いつも嗜好品頼りなのも困りものだね(´・ω・`)
確かに。おやつにもよるけど、毎回まぐろの刺身やちゅ~る、かつお節なんかだと、ちょっと体に悪そうだよね。
そもそも何かしら体調が悪くて薬を飲んでいるわけだから、おやつをあげることに抵抗があるかもしれないよね。
慢性的な持病だったり、食事制限があるなら、尚更。
そんな飼い主さんの為に、『おやつそのもの』が健康に良い、サプリメントおやつもあるよ。
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