(シュー)この消臭スプレー、全然効かないなぁ…
…
(シュー)高かったのになぁ…やっぱりペット用じゃないとダメかなぁ…猫トイレとかエグい臭いするよなぁ…
…
あまり撒くと健康被害とかありそうだし…(プシュー)
節子、それ消臭スプレーちゃう…カセットコンロ用のガスボンベや…
え?
(ドォォン!)ひぎゃぁぁー…
アパ〇ンかよ
こうならないように、家で簡単に安く、猫の消臭スプレーを手作りするレシピを紹介するにゃ
猫の消臭スプレーを手作りするメリットと注意点
『消臭スプレーなんて買えばええんちゃう?』なんて思うかもしれないけど、実は市販のものだと猫の臭いに対応してなかったり、専用のは売ってる場所が限られたりするんだよね。
まずは消臭スプレーを手作りするメリットの再確認と、作って使うときの注意点をニャニャーッと話していくわ
メリット1・コストが安い
ここで挙げるスプレーレシピは、どれも家庭にあるものや100均一なんかで手に入るもの。
だから、市販の消臭剤に比べてローコストで使える。
自分で作るめんどくささはあるけど、そんな手間でもないし、効果も高い。
ってなったら市販消臭剤ってなんやねんって気がしてくるわね
メリット2・市販の消臭剤ではとれない臭いもとれる
さっきも言ったけど、ペットの臭いって専用のものじゃないと落ちないんだよね。
成分的な問題で。
もちろん全く効果がないわけじゃないんだけど、ああいうのってあくまで生活臭に向けたものだから猫の糞尿に対する効果はなかなか残念。
業務用の消臭剤とかじゃないと厳しいよね。
でも自作するなら目的に合わせて作れるから、コストも効果も一石二鳥
メリット3・安全
1番はこれ。
強力な業務用の消臭剤なんかも、中には猫にとって有毒なものがあったりするし、市販の家庭用消臭剤はそもそも猫が舐める想定なんかしていない。
ここで紹介するのは、どれも食べ物や食品添加物を使ったレシピになるから、私たち猫はもちろん、人間が口に入れても大丈夫。
なんならスプレー飲んでもいいわよ
注意点1・使い方によっては有害になる
言ってる事がさっきと真逆になるけど、いくら安全な素材を使うからって使い方次第ではもちろん有害スプレー行き。
使い方について詳しくは後述するけど、『あくまで万が一舐めても』っていう程度のものだから、進んで口に入れる場所に使ったり、猫の体に使うのはナンセンス。
塩だって無害だけど大量に口に入れたりしたらヤバイでしょ。そういう意味
注意点2・ペット専用のものよりは効かない
当たり前だけど、ここで比較している『市販の消臭剤』ってのは、ファブリーズとかリセッシュとか消臭力みたいな『家庭用消臭剤』のことね。
ペット専用のものに比べたら殺菌・消臭力が劣るのは言うまでもない。
↑
専用消臭剤
手作り消臭スプレー
家庭用市販消臭スプレー
↓
っていうこと。
まぁ専用のはたいてい高いから、コスパ考えたら手作りが1番かもね
猫用消臭スプレーを手作りしよう!
前置きはここまでにゃ
前置き長くね
なんで生きてんだ…(゚Д゚)
ここからは、家にあるものやスーパーなんかで簡単に手に入る材料を使った消臭スプレーの手作りレシピを5つ紹介していくよ。
猫の臭いの主な原因は糞尿に含まれるアンモニア臭。つまりアルカリ性なんだよね。
だから、基本的には『アルカリ性を中和させる』っていう考え方が基本。
重曹・お酢・クエン酸
重曹・お酢・クエン酸については作り方が同じだからまとめて紹介。
例えば重曹。
●重曹(食品用) 大さじ1
●ぬるま湯 500ml
重曹に限らず、食品用を使ってね。
水でも出来るけど、溶けにくいからぬるま湯がオススメ。
重曹なら粉のまま使うとさらに効果UPだけど、使い方にさらに注意する必要あり。
ミョウバン
薬局とかスーパーに行けば『焼きミョウバン』っていうのが売ってる。
それをミョウバン1:水150の割合で溶かしていくよ。
●ミョウバン 50g
●1.5Lのペットボトルに入れた水
これを良く振って、一晩放置。
翌日になると透明になってると思うけど、これをさらに10倍の水で薄めてスプレーボトルへ。
濃度に注意。
レモン汁
レモン1個につき700ml、半分なら350ml。
絞り汁を水で薄める。
柑橘類の匂いは苦手だからマーキング対策にもなるわ
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猫の手作りスプレー|安全な使い方【マーキング消臭には注意】
よし、さっそくレモン汁スプレー散布だー( ・∀・)(シュッシュッ)
『ドォォン…』なんでレモンが爆発するのー━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━
手作り消臭スプレーは安全なんだけど、それでも使い方には注意が必要よ
口に入れるのは避ける
さっきも言ったから繰り返しだけど、安全とはいえ、それは『猫がちょっと舐めるくらいなら』っていう意味。
あまりたくさん舐めたりしたらやっぱり怖いかな。
だから、こういう消臭スプレーを使う時はマーキング場所に吹きかけて、なるべく早めに拭き取る事。
トイレの砂とかに直接かけて放置…みたいな使い方はオススメ出来ない。
もしもつけ置きする場合は、猫があまり舐めない様に気を付けてあげてね
濃度を上げて使わない
ここにあるレシピより薄くするのはいいけど、濃くするのはやめてね。
理由は…言うまでもないかな。
特にミョウバンスプレーとかだとかなり薄めて使うイメージだから注意。
もしもこれでもイマイチ効果が感じられなかったら、下で紹介するペット専用のスプレーとかを使うのが無難。
『ドォォン…』ミョウバンもかい━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━
ほらね。気を付けて
猫に直接かけない
ここまで言えば言わずもがななんだけど、体への吹きかけは1番のNG
猫は自分の体についた異物を舐めてキレイにしようとするから、「いくらなんでもヤバくね」っていう量を口に入れることになる。
使うのはトイレやマーキング場所、衣類とかね。
『ドォォン…』アヒィー(((゚Д゚)))
…(そろそろめんどくさいわ)
除菌・消臭効果も高くて超安全な専用スプレーもあるにゃ!
こっちはちょっと高いんだけど、その分効果も安全性も高い『ペット専用の消臭除菌スプレー』のお話。
●手作りでも安全性が不安
●作るのめんどくさいけど、市販のが効かないから仕方なく作る
●今までどんな消臭剤も効かなかった
こんな飼い主さん向けの商品、『カンファペット』っていうのも目を通しておくと良さそう。
高いって言ってもそんなふざけた値段はしないし、口コミ評価も高いから、続けて読んでみてね