ネコ案内~毒ネコとの楽しい日々~

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【猫パンチが目に!】失明の危険と、悪化させない傷への対応

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オラァッ!!

い、痛いっ(´Д`;)

ブサイクにしたたむけんみたいな顔しやがって!(スパーン!)

たむけんの時点で…あ、やめっ!(つд⊂)

↑↑←→←→AB くらえ!スーパー猫パーンチ!!(#゚Д゚)!!(ザクッ)

ぎゃああぁぁぁぁぁ!!

え?あ、ちょ…

猫パンチ目にー!!

あ、ご、ごめん。大丈夫?

猫の爪が目に直撃!失明の危険も…

猫と遊んでいて、ついつい可愛いからと猫パンチを誘発してみたり、不意な猫パンチによって目を怪我する…なんてことがあるよね。

 

『ちょっと白目が赤くなってるけど…大丈夫かな』

『目も見えてるし、病院行くほどでもないかな』

 

なんて思うかもしれないけど、猫に眼球をひっかかれた時は応急処置をしたら必ず眼科に行くこと!

その時はそんなに痛くないかもしれないし、『何を大げさな』って思うかもしれないけど、『猫ひっかき病』を始め、目の怪我は怖いもの。

最悪、失明するケースもあるのよ

連続で猫パンチする猫

猫ひっかき病って何?失明してしまったケース

3~4年前だったかな?ちょっと記憶が曖昧だけど、アメリカで女性の飼い主さんが飼い猫にひっかかれた事が原因で失明するっていうニュースがあったよ。

 

これの原因っていうのが、『猫ひっかき病』っていう、猫ひっかき病の原因菌(バルトネラ・ヘンセラ)の感染によって起こるもの。

猫ひっかき病は通称で、正式な病名じゃないんだけどね

 

重症例では視力に止まらず、脳炎や数週間の痛みもあるみたい。

このバルトネラ・ヘンセラっていう菌は猫に感染しても症状が薄くて、私たち猫は感染してても誰も気がつかないんだよね。

猫ひっかき病は後から発症することも

で、人間も最初は感染してもなんともなくて、怪我をして3~10日間経過してから発症することも。

症状としては、虫刺されみたいな腫れとリンパの腫れ。自然に治ることがほとんどだけど、注意したい病気だよね。

ちなみに症状は眼球だけじゃなくて、腕を噛まれれば腕、足を噛まれたら足の付け根なんかもあるよ。傷口を舐められただけで感染するケースも

バルトネラ・ヘンセラを保有している猫の割合

でも、そんなの稀にでしょ?

それがそうでもないんだよね。日本の猫の7.3%はバルトネラ・ヘンセラを保有しているっていう報告もあるくらい

7.3%って、結構だね…(゚Д゚)

14匹に1匹くらいだからね。割とありえる数字

 

さっきも言ったように、猫自身は感染しててもなんともないから、菌を保有しているかどうかは検査しないとわからないんだよね。

そう考えたら、その時はなんともなくても病院で抗生物質でももらった方が間違いないっていう話になる。

ひっかき病以外にも!目の怪我を放置する危険

もちろんだけど、猫ひっかき病だけが目の怪我に関するリスクじゃない。

普通になにか病原菌が傷口から入り込むこともあるし、普通に傷による失明や視力低下もある。

 

どのくらいいるのかはわかんないけど、猫パンチで失明した人・失明しかけた人って本当にいるみたい。

特に多いのは赤ちゃんとかかな

目の怪我への応急処置方法

そう言われたら、一応眼科に行こうかな…さっきから目が見えない…(´・ω・`)

よかったじゃん。鏡見てもブサイクしか映らないだろうから見えない方がいいよ

 

眼科に行くのはもちろんとして、その前に猫パンチが目に直撃したらやっておきたい応急処置を教えるね。

1・とりあえず洗う

猫パンチに限らないんだけど、目を怪我したらとにもかくにも洗うこと。

洗面器にはった水の中でパチパチしたり、流水に10分くらい。しつこく清潔にするイメージ。

 

ただし、眼球に大きな傷があるときはムリに洗ったりしないで、軽くすすぐ程度でもOK

おら、洗ってやるよ(シャアァーーー)

やめて!高圧洗浄機はやめて!

2・患部を押さえる

× 押さえつける

× こする

 

どっちも目に違和感があるとやりがちだけど、出来るだけ我慢してね。

眼球が傷つかないよう、汚れが入らないよう、綺麗なタオルやガーゼをまぶたの上から軽く当てること。

おら、これでも使えよ

ちょ、これ雑巾…(´;ω;`)

3・眼科へ行く

近くに空いている眼科がない場合は総合病院かな。

 

そのとき、事前に連絡して

 

●怪我した状況

●何時頃にやられたか

●コンタクトはしていたか

●どんな応急処置をしたか

 

こんな情報があるとお医者さんも分かりやすいかもね。

あ、もしもし…

(早く医者に…)

えっと、よくばりクォーターのLサイズ1枚お願いしますにゃ

ピザーラ(゚ε゚ )ブッ!!

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猫パンチを目にくらわないための再発防止策

眼科『お大事にどうぞ~』

 

あ~良かった。なんともなかった…

(もう顔に猫パンチさせないようにしなきゃな…)ただいま~

さとみさん、もう危ないから顔に攻撃すr…

オラァッ!(ズバッ)

ひぎゃぁ!りょ、両目がぁぁ…

ん?泥棒かと思ったらキサマか。早く晩ご飯出せカス

なんで猫は目を狙ってくるの?

今回みたいなケースがなくても、猫が目を狙ってきてヒヤッとすることもあるよね。

 

なんで私たち猫が人間の目を狙うのかっていうと、それは『光の反射』が理由。

猫の目は光を吸収しやすくなっているから、光るものに反応しやすいんだよね。ネズミとかも音+目の光りで見つけてるの。

人間の目も少なからず光るから、つい遊びがてら攻撃したくなる。

あと、猫って目を見つめる=喧嘩を売るっていうことだから、それも理由かな

顔面に猫パンチさせないように!

だから、面白半分に顔に猫パンチさせないように、顔に攻撃したら相手にしないとか、猫の嫌がること(霧吹きで水かけるとか)をするとかして、顔に攻撃=良くないって覚えさせた方がいいかもね。

どうしてもやめない場合は爪切り!とにもかくにも爪が出なければ危険度半分。

 

でも、猫パンチって軽いやつだとむしろご褒美だよね(*´Д`)ハァハァ

(キモイ…)

さ、さとみさん!どこ?!もっと…もっと殴ってよ!( ゚Д゚)

口も塞ぐ必要がありそうにゃ…

 

関連するお話があるから眼科から帰ってきたら読んでね